2020年1月16日 いまここ寄席@我孫子グリーンタウン/8回目

落語会:千葉・我孫子グリーンタウン

日暮亭 日暮里  天狗裁き
日暮亭 山好
   
孫のジイジ教育(新作)
日暮亭 おさし身 時をかけるおばさん(新作)
日暮亭 無口   縁側2020(新作)
日暮亭 愚楽   千早振る
(出演順)
2020年、あけましておめでとうございます!
実はこの前気づいたんですが、日暮亭は今年でなんと10周年です。
これからもほそぼそ続けていく所存ですので、どうぞよろしくお願いします。
さて、今年も年始めは我孫子グリーンタウンさんに行ってきました。
7回目の新春初笑い!と言ってたんですが、ブログによるともう8回目のようです。
本当に毎年呼んでいただいてありがとうございます。
今年は日暮亭の精鋭が5名集まりましたが、我孫子の星☆地元の保樹美さんは残念ながら体調不良でおやすみ、ということで、保樹美さんの分までがんばってきました。

今年もまずは日暮里兄さんの「天狗裁き」から。
たいへん立派な台を用意してくださっているんですが、足腰への負担を考えての座り落語です。
いつもながらあったかいお客様が、初っ端からけっこう笑ってくださいまして、ありがたいことでございました。
おっかない熊さんのおかみさんが、特に女性に響いたのでは??なんて思いました。
私は相変わらず高尾山で驚く熊さんが大好きです!


お次は山好さんの新作「孫のジイジ教育」です。
前半かなりがんばって、ノーカンペでいってたんですが、後半はやっぱりカンペ頼みw
どうせなら「カンペ芸」を極めていただきたいものです!
とは言え、お孫さんがいらっしゃる世代の方が多かったと見えて、これまたたくさん笑いが起きていました。
でもホント、ちゃんとできればすごくいい噺なんですよ。


3番手はおさし身の去年作った新作「時をかけるおばさん」でーす。
今回はうちの息子、モンゴルと日本のハーフになりまして、楽しんで演らせてもらいました。
グリーンタウンのみなさんはすっかり顔なじみなもんで、独身アピールを喜んでくれましたw
いや、むしろ、心配されてる・・・?


続いて無口さんも新作「縁側2020」です。
このところ古典が多かった無口さん、今回も古典かと思いきや新作の新作でした!
バーチャルリアリティと言いながら、ほとんどタイムマシンみたいな世界が見どころ。私は勝手にSF超大作だと思ってます。
こちらも世代的に大受けでした!しかし若手のお客様には通じないかもしれませんw


トリの愚樂兄さんは古典「千早振る」をネタおろし。
自分に厳しい兄さん的には、カミカミだったので50点の出来、と言ってましたが、私は面白く聞かせてもらいました。
百人一首の歌の意味を教えてくれるこの噺、「なんとなく知ってるけど・・・」という方も多いと思いますが、改めて聞くとほんと、ご隠居はめちゃくちゃ適当なこと言ってますよねw
てなわけで、いつもより長丁場となりましたが、初笑いをお楽しみいただきました。
ちなみに!愚樂兄さんの尽力で、今回からみんなそれぞれ違う出囃子となっておりまーす。
今後は出囃子も楽しみにしてもらえると幸いです。
例年通りおしるこもいただきまして、我孫子をあとにしたのでした。
また来年も呼んでくださいね!

おさし身

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